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2009年01月30日

「譜めくりの女」


本日借りたこの映画
なんともいえず後味悪いものだった


「譜めくりの女」


フランス映画です 映画狂の私は、やはり映画は時々むしょうに見たくなる
近所のTSUTAYAの半額券が携帯に送られてくるようになっているから
配信された時は必ず借りにいく
一度この快感を味わうと半額以外では借りる気なんて絶対にない
TSUTAYAの半額券、ケータイに来るセッティングお奨めです


それはそうと今日は仕事でいろいろと久しぶりに飛び回ったという感じ
こういう疲れた日に限って映画が見たくなる私の心境
素直じゃない私である
こういう日は風呂でも入ってすぐ寝ればいいのだが・・・


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タイトルにパリ国立音楽院が舞台みたいなことが書いてあったし
ピアノに関わる映画かと思ったんですよ
自慢ではないが、私、ピアノに関しての映画、あるいはクラシック音楽の
映画ほとんど制覇しているつもりなので・・・


しかし見事な復讐映画でしたね


小さい頃、音楽学校に受験してそれで失敗した訳ですが
その失敗した理由はピアニストでもある、ある女性教授が、
自分の試験演奏途中にサインをしていたから
それでその女の子は集中できなくて演奏を失敗してしまった
それをずっと女の子は恨んでいる訳


女の子はずっとそのことを根に持っている
そして成人してから、小さい頃自分の試験中にサインをしていた
ピアニストでもあるその教授の家に入り込み

その女性ピアニストに仕返しをしていく話

ほんとに暗い映画である
私は、だいたいのストーリーを最初に見てから映画を借りるが
見事にはずれたのは久しぶり
こんな恨みの映画だとは思わなかった


女性ピアニストに家にそのピアニストの子供の子守役として入り込み
女性同士の愛というか、そのピアニストを慕っているように見せかけ
そしてピアニストの先生も次第に心を開き興味を持ち
自分の譜めくりをお願いする


ピアニストの先生も主人公の女の子に惹かれていく
(女性同士なんだけどそういうことって離婚の対称になるらしい)


最後にそのピアニストの先生の気持ちを利用して仕返しをする
ピアニストは、どん底につきおとされる


全て恨みから仕組まれたこと


なんとも怖い映画であった


そんなに人を恨んではいけないよ
恨みで生活して何がかわる?
恨みがあっても忘れていかないと・・・


もし根に持ったなら堂々とその人間に言えばいい
徐々に近づきその人間を陥れる
そんなことして何になる?


と思う
この映画を見ていて
なぜか背筋が凍るようだった


人間は悪気がないのに人に恨まれたりすることも間々ある
こちらは何かした覚えがなくても
覚えのない人間に恨まれて目に見えない意地悪されたり
仕返しみたいなことをされたりと・・・
そういうドラマも見たことがあるけれどいつもそういうドラマも映画もすっきりしない後味だ


自分は悪気がなくても逆恨みをされたりと・・・
自分の細かい配慮に欠けていたことから思わぬ人に恨まれたり

そんなことよくある話

経験ある方も多いのではないでしょうか


そんな時どうすればいいのだろうか


私は一時ちょっとの間だが宗教的とまではいかないが
自分を修行していた時期がある
その修行は
自分を精神的に高い位置にいられるように自分を高める修行をしたつもりだった


あまりに真剣にやりすぎたためか
はたまた自分の集中力を高めることが目的だったのに、それがすごく高度になり
人の心の微妙な変化、動きなどもすごく感じるようになってしまったと思う


人が何を思っているか企んでいるかまでも感じてしまうようになって
いきついたところは、夜中に自分の敵になる人間の顔が妄想で見えたりと・・・
・・・そんな時もあったくらいだ


その感覚は修行によって高められる
今でもその修行時代に戻ろうとすれば、戻る事もできる


しかし、私は、あの頃の私には戻りたくないのだ
人の心を、恨みまでも感じすぎていったい何になる
それは自分が疲れるだけであることを私は悟った
あまりに自分のセンサーが反応して、人の心の内を感じてしまうと
自分自身がものすごく疲れてしまうのである


私はそのために自分自身も疲れ果て、思い切り笑ったり、喜んだりすることも
全く忘れかけていた時期もあった


私はこのままだと精神的にまいってしまうと考えた末
その修行はやめて、今度は自分の中のセンサーを鈍くする訓練をした


右脳の感性を落として行く・・・つまり想像力のレベルを低くする
集中力を上げる訓練(座禅もそのひとつだとは思うが)をいっきにやめて
例えば、いやなことの映像が自分の頭にいっぱいに浮かんだ時
すぐ切り替える訓練
いつまでも一つのことを考えない訓練
そんな心の訓練を続けた


考え始めたら切り替える

そんなことを繰り返す
何度も何度も繰り返し・・・


そのうち、自分の中の鋭いセンサーはかなり鈍くなっていったはずだ
そして、思い切り笑うこともできるようになったし、怒りが続いたり
ずっと一つのことを思ったりすることもなくなったと思う
そうなるまでは、それなりに努力をしたつもりだ


もし人が自分のことを恨んでいたら
それもいいじゃないか
受け入れたっていい
自分がそのために、果てしなく落ちていっても
いやなことから頭を切り替えることが出来れば、
鈍くするセンサーを持っていれば
また起き上がれる


いやなことを見た時、思った時ずっと思ってはだめだ
頭を一つの思いから切り替える(いいことは沢山想像してもいいが)修行
それを繰り返すことによって
私はかなり救われたんだ


人間センサーを張り過ぎていると疲れるのだ
自分でコントロールできない自律神経を、自分でコントロールする訓練は
並大抵のことではないが、どこかでその切り替える訓練をしないと
人間は本当にだめになる
負けてしまうのだ


自分の意思ではなくても
まわりからやられてしまう


恨まれてやられてもそれでもいい
恨んだ人間はいつかは自分にかえると思って
私は、何をされても負けない強さは、どうにか今は少しはあるつもりだ
どうしてか
それは、すぐ頭を切り替えることができるようにしたからだ


やられてもいい
どんなことをされたってかまわない


映画のピアニストも負けてはだめだ
さっさと自分に復讐をしてきたこの女の子のことは
もう忘れて、早くだんなを説得して元通りに戻ることに
一生懸命になった方がいい


まあ、そういうことを考えると、勉強になった映画かもしれない
フランス語はやはりきれいだし、ピアノ音楽も沢山でてきて
景色もいい、画面はそれなりにすばらしい


こんな映画を観て見る事も勉強かな
自分ならどうするか・・・なんて考えてみるのもいいだろう


負けてはだめだ
この映画のピアニストの先生も
私も皆さんも


センサーを鈍くする
あまり感じないようにし、気持ちをさっさと切り替える
これも人間にとって大切なことだと思います




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posted by オサト at 11:53| 東京 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月18日

オダギリジョー主演「東京タワー」

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たまには、邦画もいいかなって思い
TSUTAYAで借りて、観てしまいました

オダギリジョーの「東京タワー」
オダギリジョーはかっこいいし、賞を沢山とった映画だと娘がいうので
娘が借りたのを
ついでに一緒に便乗して観た映画ですが・・・

なかなかよかったと思う
オダギリジョー主演というより樹木希林が主役という感じ
樹木希林の独り舞台のような映画だと思うけど・・・

やっぱりすごい女優さんだからたてなきゃいけないのが
当たり前なのか
かなり前に野口英世が映画化されて、観たが
その時も、主演の三上博史というよりも、母親役の三田佳子の
独り舞台だったから、一流女優さんをだすと仕方ないのだろう

しかし樹木希林ってパワフルな演技する女優だなあとつくづく思いました
確かにおもしろいし、いい味だしているね

また、男には、マザコンって奴がきっと心にずっとあるのだろうな
主演のオダギリジョーはそのマザコンって奴をよく演技していて
そこのところなかなかよかった

母さんのおかげで、あたたかい人間関係がつくれているし
人も集まってくる
母親っていうのは、子供を思う気持ちの強さも切なさもいっぱいかかえているというのが
じーんと伝わってくる映画だった

さすが沢山の賞をとった映画である
とにかく樹木希林の演技のおもしろさ、パワフル感、子供を思う気持ち
すべてが熱い母親役の味をよく出していていい作品になっている

映画の中では、平成になってからのシーンが多かったが
平成になった時って、あんな感じだったんだな
というのがよくわかる
ついこの間のような気もしたし、あまり時代はかわっていないような
気もするんだけれど
でももう一昔前なんだって思ってしまった

ああやって、映画の中で平成になった当時を再現していると
やっぱり今より古いんだよな

かわってないようでも時はたつ
ついこの間から、もう20年
平成になってすぐ生まれた子はもう20歳か・・・

時の流れは速いです
時を大切にしなくちゃな

なんてしみじみ感じた映画でした


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posted by オサト at 15:51| 東京 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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